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2012年5月25日金曜日

ノード同士の連鎖についてメモ

連鎖 (concatenation) とは、特定の Nuke のノードをいくつか重ね掛けて、画像にトランスフォームや色調補正を行う時に、ノード同士の計算が連なって適用される挙動を指します。ノード同士が連鎖する時に、隣接するノード同士は各々のトランスフォーム操作を連鎖の列の最後尾のトランスフォームのノードに渡して、そこで全てのトランスフォームを一度に行います。
これは、ピクセルの再マッピングが一度のみ行われるため、画像の品質の向上に繋がります。
連鎖を成立させるために、連鎖するノード同士は隣接しなければなりません。
そのため、2 個の連鎖するノード同士 ( 例えば Transform ノード) の間に、連鎖しないノード ( 例えば Crop ノード) が挟まれた場合、連鎖は行われません。
また、ノードに互いに連鎖させるために、連鎖するノード同士は似たような操作を行うものでなければなりません。
例えば、トランスフォーム系のノードは他のトランスフォーム系のノードとしか連鎖しません。目安として、連鎖するノードは通常、色調補正系ノードか、またはトランスフォーム系のノードに所属します。
もし連鎖するノード同士に対して、1 以上でフィルタリング方式を使用している場合、連鎖の列で最後に指定されたフィルタリング方式が結果に適用されます。

http://www.nukepedia.com/written-tutorials/concatenation-of-transforms-in-nuke/

http://www.nukepedia.com/written-tutorials/10-tips-to-optimising-nuke-and-creating-efficient-workflows/

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